シカケブンコ 

日記、旅行記、漫画や絵など色々。

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【8日目】毎日漫画描きながら四国一周1400キロ歩きお遍路 ~お遍路も本番へ~

おはようございます。

 

6/25(火)、徳島でしっかり休んだのでお遍路歩き今日から再開していきます。

 

本日泊まってたのはセルフイン徳島東船場さん。

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久々にまともな朝食。

無料朝食ありがたい。

 

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徳島珈琲飲んでパワーチャージ!

早速9時から出発します。

 

あとベンチで休んでたら、おばさあんからおせったいで飲み物代をいただきました。ありがとうございます。徳島の人、ほんとお遍路さんに優しいなあ…

 

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今日はめっちゃ暑い…早速お寺まで歩いて行く。

 

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f:id:sikakebunko:20190625133548j:imageカメがいっぱい集まってました。


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向かいにあって入れなかった休憩所


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歩いて2時間ほど、義経ドリームロードに突入。


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恩山寺山門、地味すぎて気づきづらい。

 

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最後の上り坂、疲れた体にはきつい…

第18番札所 恩山寺(おんざんじ)母への思いは強し 元女人禁制の寺

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第18番札所 母養山(ぼようざん) 恩山寺に到着。

 

恩山寺の歴史

聖武天皇の勅願により、行基が開基。

 

当時は女人禁制の道場だったが、弘法大師の母、玉依御前(たまよりごぜん)が息子を訪ねてきた時に会えないので、大師は女人禁制を解く修行をし母と対面することができたとされます。

 

母はこの寺で出家。これにちなんで寺号を母養山恩山寺としたました。出家の際に剃髪した髪が、玉依御前の剃髪所に納められているそうです。

 

天正年間(1573年~1592年)に長宗我部元親の「天正の兵火」によって焼失し、江戸時代に入って徳島藩主蜂須賀氏の支援を受けて復興。

 

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びらん樹の木

山門をくぐってずくのところにある、皮のむけた大きな赤い木。この毘欄樹(びらんじゅ)は、女人禁制だったこの寺を訪れた母を、弘法大師自ら迎え入れたことを記念して植えらものと伝えられています。県の天然記念物。

 

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本堂

 

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大師堂

本尊は空海自ら彫造した弘法大師像。

 

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玉依御前の剃髪所 ★「アニメおへんろ。」めぐみ聖地ポイント

大師堂の手前にある。寺の由来となった大師の母玉依御前を祀ったお堂で、中には、御前の髪の毛が納められているのだとか。

 

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地蔵堂

 

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水子地蔵尊

 

一通り見て次の札所へ。このときおそらく恩山寺にタオル忘れたっぽい…


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ここで一旦休憩。


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ここを抜けたら到着。

 

 

第19番札所 立江寺(たつえじ)阿波の関所寺と肉付き鐘

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第19番札所 橋池山(きょうちさん) 立江寺に到着。

 

立江寺の歴史

天平19年(747年)、行基によって創建。

本尊は光明皇后の安産を祈願して行基が彫ったという1寸8分(約5㎝)の延命地蔵菩薩像。

 

のちに弘法大師が訪れた際、小さい本尊は失われる恐れがあるとして、一刀三礼して像高1.9メートルもある大きな地蔵菩薩を刻んで、その胎内に延命地蔵尊を納めたという。このときに寺名が立江寺と改められたと伝えられています。

 

立江寺は阿波の関所寺として名高く、邪悪な心を持つ者には罰が下り、先に進めなくなるといいます。

 

弘仁6年(815年)、弘法大師が訪れた際、小さい本尊は失われる恐れがあるとして、一刀三礼して像高1.9メートルもある大きな延命地蔵像を刻み、本尊を胎内に収めた。

 

天正年間(1573年~1593年)に長宗我部元親の兵火により全焼。その後徳島藩初代藩祖蜂須賀家政によって現在の地で復興。

 

昭和49年(1974年)に火災が発生、本堂が焼けたが本尊は救い出され、昭和52年(1977年)に再建されたとのことです。

 

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寺の手前に架かるのが、行基が白鷺に暗示をうけたと伝えられる「白鷺橋」

 

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本堂

天井には、東京芸術大学の教授ら40名余により286枚の格天井画があります。

 

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円の中にさまざまな草花が描かれた天井画は金色で彩られ、とても色鮮やかな花鳥風月などが描かれています。

 

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大師堂

 

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大塔

 
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肉付き鐘の緒の黒髪堂 ★「アニメおへんろ。」めぐみ聖地ポイント

大師堂右手にある小祠。ここには以下の様な伝説がある。

 

昔、お京という女が不倫相手・長蔵と協力して夫を殺し、讃岐丸亀(現在の香川県丸亀市)へ渡り自殺しようと試みるが二人とも気後れしてしまい失敗。

 

その後、後世のために四国巡拝を始めたお京と長蔵はここ立江寺へ寄ることとなった。

お京が地蔵尊を伏し拝まんとすると、彼女の黒髪突然逆立ち、鐘の緒に巻きあげられた。あまりの事態に長蔵は狼狽し院主へ助けを求めた。

 

院主は罪の次第を問いただし、お京が不義を懺悔すれば、お京の黒髪は肉ごとむしり取られ鐘の緒に巻き付いたものの、辛じて命だけは助かった。

 

この後、両人改悛の心を起し発心出家して、当村田中山(現在のお京塚)というところに庵をむすび一心に地蔵尊を念じ生涯を終わったそうだ。

 

この時、鐘の緒に巻きあげられたお京の髪の毛は、お堂内に現在でも残っている。

 

その現物がこちら…

 

 

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マジで巻き付いてるじゃないですか…

 

なんというホラースポット…

 

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納経所で納経を終え次の場所へ。


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赤の「白鷺橋(しらさぎ)橋」を渡ります。

この橋は悪人が渡ろうとすると、どこからともなく白鷺が舞い降り、足がすくんで足がすくんで動けなくなる」という伝説があります。

 

橋の上に白鷺の姿を見ることなく渡ったものは善男善女とされ、立江寺が関所寺とされているのもこの橋に由来するとされています。

 

美味しさ爆発!元祖徳島バーガー!

 

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立江寺から歩いて15分ほど、あるお店に立ち寄る。


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こはくの天使さんです。

 

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ここはおへんろさんのお接待でコーヒー一杯サービスしてくれるとのことでご馳走になりました!ありがとうございます…!

 

コーヒーはブラジルNo.2 1番美味しいのにNo.2!

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そして注文したアニメおへんろ。でも紹介された、徳島県ご当地グルメ『元祖とくしまバーガー』

 

阿波牛、阿波ポークのハンバーグに照り焼きソースとわさびマヨネーズ、間に鳴門レンコン挟んだ徳島ブランドの食材を活かした、まさにとくしまバーガー!

 

店主さんとも結構お話して色々情報頂きました!すごく良いところだったのでおへんろの際には是非お立ち寄りください!

 

 

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お昼兼夜ご飯もたべたので気合を入れて出発!


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ひたすら車道を通っていく。


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陽が落ちる前に野営地にいきたい。


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道の駅 ひなの里かつうら

もう営業終了してたので飲み物だけ買う。

 

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へんろ小屋勝浦11号

 

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再び歩いていく。


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鶴林寺途中の藁葺き小屋へ向かうもGoogleマップの通りだと見つからない。


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先も暗くなってて戻れるかわからなかったのでそのまま宿探しに変更。

 

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ということで金子やさんで泊まっても大丈夫とのことだったので宿泊させていただきました。


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急なことにも関わらず対応してくださり感謝です。ここでお風呂いただき漫画を描こうとしたのですが…

 

ペンタブ故障しました…

 

予備のペンタブもってきてるのですがドライバー入れる関係で更新は先になります。すみません。

 

【追記】

8日目漫画できましたので投降します。

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 今日の歩数

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今日の納経 18番札所 恩山寺 19番札所立江寺

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■使用金額(納経代含まず)

薬、湿布補充代1070円

昼食代400円

宿4000円

★合計5470円

 

そんなこんなで今日もだいぶ歩きましたが、次の日は再びへんろころがしといわれる険しいへんろ道を登ります。…気合を入れよう!

 

それではまた明日も一歩一歩歩きます。

 

明日もなんか、頑張れそうだ。

 

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