おはようございます!
昨日は民宿室戸荘さんに宿泊。
7/25(木)、四国お遍路16日目 今日はいよいよ高知の札所巡り開始!久々なのでわくわくしますね!
それでは今日も元気に、おへんろ!
朝食
8:32 出発。
室戸の先端へ 室戸岬
室戸岬の先端の方に行ってみる
土佐の荒々しい波。室戸岬。
遊歩道沿いにはここの地理関係の紹介看板がたてられておりちょっとしたラリーになってます。
子授け岩
この上に石を投げてのっかると無事子供が授かるのだとか
アコウの木 生命の強さを感じる。
牛角岩
室戸岬 ここが先端になります。
目洗い池
弘法大師七不思議の一つ。
ここで目を洗うと眼の病気が治るのだとか。
ここで洗うのは今は厳しいですね…
龍宮厳
ちょっとした冒険みたいで楽しい
こうして国道まで戻り、目的地へ。
台風も防ぐ!? 巨大な室戸青年大師像
中ボスを倒したので昨日は入れなかった門が開かれました
室戸青年大師像(明星来影寺)
若き日の弘法大師像で昭和59年11月、大師の徳を慕う信者や一般の方々の寄進によって建立されました。
台座の5mを含んだ像全体の高さは21m。像が建立されてから、台風が室戸岬を避けて通るようになったという話も語られています。
青年大師像の足元は四国の形になっており、その中に点在する白い目印は四国八十八箇所の札所を指しています。
勝てる気がしない
大師像の後ろには黄金の涅槃像があります。
ツーショット。神々しく見えますね。
青年大師像の内部には“光と音の胎蔵界曼荼羅”となっていて、中に入って見て回ることが出来ます。
拝観料300円を払い中へ入ります。
胎蔵界曼荼羅の八葉院、遍知院、金剛院、持明院、観音院の諸尊がステンドグラスで現され優美な世界を体感出来ます。
空海の手形がありました。
空海さんの方が手大きいですね。
四国88箇所の掛け軸がありました。
一通り見て外へ出る。
次の目的地へ向かう道中いくつか寄り道をします。
弘法大師行水の池
ビジャゴ岩
エボシ岩
海岸沿いを観光した後国道に戻り本命の場所へ。
空海の修行した神聖な洞窟へ
御厨人窟(みくろど)
平安時代初期に弘法大師が修行をしたという伝説が残る、海水の侵食によりできた洞窟です。
四国八十八箇所の番外札所、日本の音風景100選のひとつでもあります。
この場所には海水の侵食によって自然と出来上がった洞窟が二つあります。
左手側にある居住スペースとした「御厨人窟」と、右手側にある修行をするスペースとした「神明窟」です。
貸し出されてるヘルメットを装備し中に入ります。
入り口には鳥居があります。
当時19歳だった弘法大師はここで「虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)という厳しい行に入り仏の言葉である真言を五十日、七十日、百日といった一定期間内に百万回唱え、虚空蔵菩薩の化身である光り輝く“明星(金星)”を口から体内に迎えるという超常現象を経てこの修行を完遂したといわれます。
そして弘法大師は洞窟の中から見えた風景が“空と海”だったので「空海」の法名を得たと言われています。
隣の「神明窟」も入ってみる。
こっちも似たような感じですがあちらより狭め。
暑さの影響か、カニが沢山死んでました。
こうして御厨人窟をあとにする。
少し先に行くといよいよ札所への道を登っていきます。
登った先、脇の道に洞窟がありました。
先に奥の院の観音窟(一夜建立の岩屋)へ
入り口からコウモリが出てきた。
実はこちらが御厨人窟だったんではないのかともいわれてます。
さて、ここから695段の階段…頑張ろう。
久々のへんろ道って感じ
あとで紹介する空海七不思議の一つ、捻れ岩
途中に東屋が。助かったと思い中に入るが…
腰を下ろすとこがない、なんじゃそりゃ。いや、雨の時はありがたいですがぬか喜びしてしまった。
ようやく終点が見えてお寺の前に到着。
第24番札所 最御崎寺(ぽつみさきじ)高知最初の霊場
第24番札所室戸山(むろとさん)最御崎寺に到着。
土佐の国、最初の札所は、室戸岬の先端に立っており、ここは高知の札所の中で、2番目にお寺間の距離が長い最初の難所です。
最御崎寺の歴史
延暦11年(792年)、若干19歳の空海はこの室戸岬の地で修法に励んでおり、大同2年(807年)、唐から帰朝した翌年に大師は、嵯峨天皇の勅命をうけてふたたび室戸岬を訪れ、その際本尊である虚空蔵菩薩像を刻み、本寺を開創。
嵯峨天皇をはじめ歴代天皇の信仰が厚く、足利幕府の時代には土佐の安国寺となりました。
真言密教の道場とされ女人禁制の寺であったため、女性の遍路は遙か室戸岬の先端から拝んだといわれています。(明治5年に解禁)
山門
室戸岬では東西に対峙している最御崎寺と二十六番札所・金剛頂寺がそれぞれ「東寺(ひがしでら)」・「西寺(にしでら)」と呼ばれています。
手水舎
大塔
本堂
大師堂
納経所
空海の七不思議 ★「アニメおへんろ。」めぐみ聖地ポイント
弘法大師が虚空蔵求聞持法を成就した地というのが関連しているのか、最御崎寺には「空海の七不思議」なるものが存在しています。
・観音窟(一夜建立の岩屋)
一晩で作られたとされる。なお現代技術でも不可能。は?
・捻れ岩
法力で捻じ曲げられ洞窟と化した奇岩。は?
・不喰芋(くわずいも)
空腹にあえぐ空海に対して、里芋を惜しんだ老婆が言い放った「この里芋は、食べられない」の嘘がまさかの現実に。ええ…
本堂すぐ横にはこの伝説にちなんだクワズイモ畑がありますが写真撮り忘れました…
・目洗いの池
眼病平癒の泉。こういうのでいいんだよ、こういうので。
・行水の池
海の間近にあるのになぜか真水の不思議な池。は??
・明星石
修行の邪魔をする悪い妖怪を追っ払う光る石。お、おう…
そしてもう一つが…
・鐘石
金属音が鳴り響く不思議な斑レイ岩。
本当にカンカン音がなる!(Twitterに動画載せてます)
本当に鐘の音がする! pic.twitter.com/VMenFCKbk3
— 夕 くれま (@yuuKurema) July 25, 2019
宿坊もありました。
一面青の世界! 室戸岬灯台
灯台はお寺のすぐ近く。坂を下って行くとすぐ着きます。
こちらが灯台
ほんと青空が綺麗だった
目が悪いので後ろの文字がよく読めないんですが、僕はのじゃおじと一緒にここに来ただけだから…
青い空と海を見てると悩みなんか吹き飛んじゃいますね。
灯台を見終えたあとは下山
一回民宿に預けていた荷物を受け取って挨拶をし次のお寺に向かう。
高知の内側を進む! そしてはじめてのクジラカツ丼
またアスファルトを進んでいく。
天気が良すぎて暑いのなんの
長い橋を渡っていく。
ここで一休憩
道の駅の看板が見えたので寄っていく
お昼はここで食べます
海の駅「とろむ」レストラン「ぢばうま八(や)」
室戸でとれた美味しい魚料理が食べられます。
くじらのカツ丼
アニメ「おへんろ。」でも出てきたやつで、少しレア気味に焼いてるとのこと。めちゃくちゃおいしかった。
パワーチャージして次のお寺まで40分ほど歩く
室津港 水深が少し低め
お寺が見えてきました。ようやく到着です。
第25番札所 津照寺(しんしょうじ)海を守るお寺
室津港を見下ろす耶麻の上にあり、地元では「津寺(つでら)」と呼ばれ、大漁と海上安全の寺として信仰されています。
津照寺の歴史
大同2年(807年)に弘法大師がこの地にきた際、山の形が地蔵菩薩の持つ宝珠に似ていることからこの地が霊地であるとして、延命地蔵菩薩を自ら刻み堂宇を建立し開創したとされます。
「かじとりじぞう」の伝説
津寺の本堂で火事が発生した時、本尊地蔵菩薩が僧に身を変えて村人に知らせ、火難を逃れたという物語が登場する。この話から、火事取りの意味を込めて「かじとりじぞう」と呼ばれることになったそうな。
土佐藩主を海難事故から救った「楫取り」
慶長7年(1602年)、土佐藩主山内一豊が室戸沖で暴風雨に遭ったとき、どこからともなく一人の僧が現れて船の楫(かじ)をとって、無事に室津の港に着けた。
一同は命の恩人である僧侶に礼を言おうとするもいつの間にか姿が消えていた。
そこで衣から垂れた水跡を辿っていくと津寺の本堂まで続いていたので、本尊を拝観するとその姿が濡れており、本尊の地蔵菩薩が僧に姿を変えて船を救ったことがわかった。このことから本尊を「楫取地蔵」と呼ぶことになったそうな。
山門
125段の石段と鐘楼門
山門をくぐり抜け、本堂に向かうためにはこの125段の石段を一歩一歩登らなければなりません。
竜宮城の様な中国風の建物が鐘楼門です。
階段をあがることもできます
上がると鐘があります
階段を登るとベンチが、そして
さらに階段。ここを上がると本堂です。
本堂
あとで気づいたんですが本堂横に手水舎が
本堂横に謎の道発見
先には行けませんでした。気になる…
大師堂
納経所
こうして津照寺をあとにする。
そして次のお寺へ出発。
ウミガメの里 民宿うらしまへ
ここの人たちは優しく、日陰とかに入れてくれたりしました。ありがとうございます!
てふてふ
奈良師・元海岸
ここはウミガメが産卵に来るそうです
歩いてると今日の宿が見えてくる
今日泊まるのは民宿うらしまさん
次のお寺に関しては、納経時間に多分間に合わないのと暑さがきつく、山登るのは厳しそうだったので明日にまわすことに。久々に早めのチェックイン。
泊まる部屋
夜ご飯。ういろうとかつおぶしは昨日差し入れで頂いたものです。
鰹節どばー
そして少しメギド72を進める。ベレトちゃんデレトちゃんになってから可愛すぎる。そうして漫画を描いて就寝。
今日の歩数
今日の納経
今日の漫画
■使用金額(納経代含まず)
7/25
宿代4000円
クジラカツ丼1100円
飲み物130円ペットボトル✖️2=260円
室戸青年大師像見学300円
★合計5660円
明日も札所巡りと、基本この旅は歩き遍路なのですが、アニメ「おへんろ。」の聖地巡りとして別記事の概要説明でもお伝えした例外移動手段の電車を明日使わせていただきます。
それでは、明日も一歩一歩、歩きます。
明日もなんか、頑張れそうだ。
お遍路スポンサー様
香川県ゲストハウス三条
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