おはようございます！
本日は大谷旅館さんにて起床。
8/1(木)、今日も引き続き高知県の札所を巡っていきます。ここを超えると高知一の難所がついに登場。気合を入れていきましょう。
それでは今日も元気に、おへんろ！
あさごはん
真夏の昼の山越え 5時間の道のり
6:51 出発
次のお寺まで約５時間…覚悟を決め出発。
街を抜けて山に入っていく。
今日は雲ひとつない快晴…きっついですね。
山の中に入っていく
今日初トンネル〜
トンネル抜けたらまたすぐトンネル。
青と緑の親和性素晴らしい。
久礼坂
またトンネル
トンネルを抜けると水湧き場が。冷たくて気持ちよかったです。
途中の自販機で飲み物買おうとしたら近くにいたおばさんがアクエリアスおせったいしてくださいました！ありがとうございます…！
廃墟になったガソスタ
良いですね。
窪川に入りました。
イノシシ肉売ってるのか！
気になるお店発見。
気温は30℃。
あと２時間…先は長い…
ここの雪椿という東屋で休憩。
同じく歩きおへんろさんがいたので雑談。
高知住みの方で、休みの間を使って高知から区切り遍路をしてるのだとか。お互い良い旅ができるといいですね！
その時通りかかった方からおせったいで栄養ドリンクをいただきました！ありがとうございます！
エナジーチャージして次のお寺へ進んでいく。
影野駅
休憩所発見
海洋堂関係の施設？
仁井田駅。自然と融合しすぎじゃないですかね…
ちょっとだけ駅のベンチを借りて休憩。
寂れた公園。
少し寄ってから進んでいく。
トンネルを抜けたらもうすぐ。
見えてきました。12:50 お寺に到着！
第37番札所 岩本寺（いわもとじ）モンロー花鳥風月と5仏の本尊
第37番札所 藤井山（ふじいさん） 岩本寺に到着。
海抜320mの台地の上に立つ岩本寺は、四国霊場で唯一、阿弥陀如来、観世音菩薩、地蔵菩薩、不動明王、薬師如来の5仏を本尊としている。
岩本寺の歴史
聖武天皇の勅命を受けた行基が、七難即滅、七福即生を祈念して開創した福圓満寺（七福寺）が前身とされます。
（810年～824年）大師は一社に祀られていた仁井田明神のご神体を五つの社に別け、それぞれの社に不動明王像、観音菩薩像、阿弥陀如来像、薬師如来像、地蔵菩薩像を本尊として安置しました。
天正年間（1573年～1592年）に兵火によって焼失、再建の際に現在の名称に変わります。明治時代の神仏分離の政策により、五尊の本地仏と札所が「岩本寺」に統一されたことで、四国遍路で唯一の本尊が5仏いる状態になっています。
廃仏毀釈により一時廃寺となりましたが、明治22年（1889年）に復興。
山門
金剛力士像
手水舎
本堂
5仏の本尊
・不動明王
・聖観世音菩薩
・薬師如来
・地蔵菩薩
の五仏が本尊で、これは四国霊場の中でも特異な数であります。真言も5つあるので、参拝の際には要注意。
天井画
1978年（昭和53年）に新築の際、全国から公募した575枚の絵画が本堂の天井に飾られています。
地元の県展出品者からアマチュアまで約400名が描いたもので、風景、花、鳥、人物な、洋画や日本画、水彩画などさまざまな手法で描かれてます。
特に有名なのが、花鳥風月の中になぜか混じっているマリリン・モンローの肖像画で、この絵は天井の端っこにあるので比較的見つけやすいかと思います。
他にも美術品のような絵が沢山。
合作の龍の絵
大師堂
200年ほど前に建てられた境内で最も古い建物。岩本寺では、この大師堂が奥の院の矢負い地蔵堂を兼ねています。
ここに祀られる矢負い地蔵には以下のような伝説が残されています。
その昔、この地に信心深い猟師がいた。
獲物が見つからず、これ以上の殺生は無益と思い自分の胸をその矢で射た。(？！？？？)
妻に起こされ、傍らを見ると矢の刺さったお地蔵様が倒れていた。
漁師は自分の身代わりとなった地蔵菩薩をこの寺に手厚く祀った。
今はこちらの方で見ることができました。
写真撮影禁止だったので写真はなし。
なぜか近くに北斗の拳の屏風がありました。
ここには弘法大師にまつわる「七不思議」の伝説が伝わっています。
1、三度栗：大師の霊力で7回花を咲かせ、3回実るようになった栗の木で、今もこの木は境内に残っている。★「アニメおへんろ。」めぐみ聖地ポイント
残念ながら場所がわからず写真はなしです…
２、筆草：大師が使い古した筆を植えたところ、筆にそっくりな草が生えたといわれる。
３、桜貝：磯の貝が桜の花びらになったといわれる。
４、口無し蛭：大師が娘の血を吸った蛭の口を封じたといわれる。
５、尻無し貝：人々が怪我をしないように巻き貝の尖った部分を大師が除かれたといわれる。
６、子安桜：難産の女性を、大師が桜の木で加持して安産させたといわれる。
７、戸たてずの庄屋：盗難で困っていた庄屋のために大師が盗難よけの祈念をしたといわれる。
やっぱり大師ってすげえや…！
無念の移動、宿の優しさ
参拝を終えて宿に行こうとして少し進んだところ、少しくらっとしたのでちょっと休んだのですが、残りの距離的にこの日差しの中進むのは危ないと判断し、大事をとってUターンして駅から歩ける範囲のところまで電車移動することにしました。
窪川駅
ここで魔剤(モンスターエナジードリンク)を飲んで力をチャージする。
土佐くろしお鉄道はこっちなのでここから電車へ。
さすがにこの日差しと体力で休憩も込みで考えるとこのナビだと確実に7時半〜9時到着になってしまうのでとりあえず伊与喜駅まで向かって残り10キロほど歩きます。
伊与喜駅で降りる。
ここで少し仮眠し、チェックインできる時間に合わせて出発。
こんなんどうすればいいんや…
途中ローソンに立ち寄る。
お昼ご飯
この先のローソンには全てこういうお遍路さん用のベンチがありました。ありがたい。
こちらには立ち寄らずそのまま進む。
ここを左に曲がる
土佐佐賀駅
いい感じの川を歩いていく。
伝説のポケモンがいそう。
佐賀公園
ここで一休み。
令和元年8月最初の夕くれま
しっかり休んで歩き再開。
土佐佐賀公園駅
ここで晩ご飯を食べようと思ってたのですが
残念ながら休業してました。
17:25 こうして民宿白浜さんに到着。
勝手に入って使っててくれとのことだったので案内通り先にお風呂等をいただく。
夜ご飯
こちらを食べようとしたところ宿の女将さんが帰ってきてご飯食べたかと尋ねてくる。
僕が晩御飯を見せると、女将さんが見かねたのかうどんとサラダを作ってくれました！
本当にありがとうございます…！めちゃくちゃあったかくて、涙が出るほど美味しかったです。
今日の歩数
今日の納経
今日の漫画
■使用金額(納経代含まず)
お昼ご飯200円
宿4300円
電車540円
飲料770円(携帯飲料は今後ひとまとめにします)
★合計5870円
明日は四国遍路一の寺間の距離を誇るお寺目指してひたすら歩を進めます。
それでは、明日も一歩一歩、歩きましょう。
明日もなんか、頑張れそうだ。
お遍路スポンサー様
香川県ゲストハウス三条
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