どうも、夕くれまです。
本日個人事業主開業届を出してきまして無事、個人事業主となりました。
メインは水道関係の図面屋なんですが、形態的にはフリーランスとしてやっていくので創作やその他面白そうなことがあればいろいろやっていく予定です。
さて、フリーランス1年生ということで初めてなことが沢山なので、忘備録として今のうちにやったことを記録しておきたいと思いこのような記事を書き始めました。
自分用なのもありますが、今後フリーランスやりたいな~って人の参考になれば幸いです。
そもそも元々貯蓄であと1年半ろくに働かずに過ごすつもりだったのですが、色々なご縁があってお仕事の話を色々いただけまして、在宅で働けるならと委託契約でやっていくことになりました。
その場合個人事業主のほうが都合が良かったのと、単純に一回フリーランス生活やってみたかったので、こうして個人事業主届を出すまでに至った感じです。
この先また正社員に戻るかもしれませんし、全く別のことやってるかもしれませんし、本当に一寸先は闇ですが、最低限の保険と貯蓄は用意してあるので、やれる限りやっていこうと思います。
さて、ここからやってきた内容になりますが仕事を辞めてから現在の個人事業主届を提出するところまで以下の順番で書いていきますので、今後フリーランスになりたいけどどうすればいいのかな…って人の参考になれば幸いです。内容はこんな感じ。
1.退職後
2.土台固め
3.開業届提出
3は少し細かい内容が入ってきて長くなるので、今回は1~2をとりあげます。
3は次回書く予定。それではまず1番目から。
1.退職後
さて、正社員を辞めたらまずやったこととして
・国民健康保険に切り替え
・国民年金に切り替え
以上になります。もし転職したい場合は、一般的な流れとして
・家賃補助制度の申請(ハローワークに行く前に)
・ハローワークで失業給付金の申請
・職業訓練校の申込み
・転職サイト登録、エージェント利用
これらがありますが、自分に関しては特に必要なかったのでやっていません。特に失業給付金については個人事業主になるのに貰ってしまうと「不正受給」と認定され3倍の料金を払うことになるので、注意が必要です。
さて、事務手続きが終わったら
・やりたかったことの消化
・貯蓄から今後生きられる最低ラインの把握
・余分な支出の削減
これらを行っていきます。
■やりたかったことの消化
・旅行
自分はかねてよりアニメ聖地巡りとして四国を一周したかったので、退職として半月後に二ヶ月ほどかけて四国を歩きで一周、及び西日本で行ったことない場所に旅行に行ってました。
・積み本、映画の消化
仕事をしていると読みたい本や見たい映画がたまっていくものでして、それらを消化してました。
その他にも大掃除、創作、日記の整理、勉強、友人と遊ぶ、趣味など色々やりましたがまだまだやりたいことは尽きません。なのでとりあえず今やっておきたいことは大体終わらせました。
■貯蓄から今後生きられる最低ラインの把握
貯蓄や今後入るお金、今後払っていく税金、家賃、携帯や光熱費、雑費、病気になった時のもしもの費用計算をした上で、ここまで貯金が減ったら安定した仕事探しを始める、というリミット日を決めてざっくりとしたお金の流れの計画を立てておきました。
■余分な支出の削減
お金に余裕がある時は気にならないものですが、意外と余分な支出があるものでして、今後貯金頼りになる上で固定費を減らすのは基本なのでいくつか不要なものを解約しました。
・ニコニコ動画プレミアム
・集めてた漫画を減らす
などなど
退職後特にフリーランスになろうとは思っていない時に最低限やったことが以上のことになります。続きましてフリーランスでやっていこうかなあという選択肢が出てきた時にやったことになります。
2.土台固め
■仕事の契約
今年10月頃、友人に誘われ友人が社長をやってる会社の仕事を派遣という形で手伝うことになりまして、自分もたまにバイトやりたいなと考えていたので丁度いいと思い、少しづつ働き始めました。
その後11月に色々あってそれまでやってきた派遣の仕事を委託契約という形で報酬をもらうことなり、その友人からの紹介で別の会社から前職のスキルを活かして仕事を受けてくれないかというお話をいただき、請負契約という形で在宅ワークでできる仕事を引き受けることとなりました。
■情報収集、知識固め
他にも自分は前職のつながりで単発の仕事をいただいたり、同人活動やブログ等(雀の涙ほどですが…)様々な部分での小収入があったのでいっそのこと事業主届出したほうが確定申告の優遇受けれるし社会地位的にもマシになるのではないかと思い、フリーランスについて調べ始めました。
それでまずふと思ったのが
ということでした。そうです、そんな基本もわかってない状態だったんです。というか今も勉強中です。調べたところ
個人事業主=税務上の所得区分のことで会社のような法人を設立せず、個人で事業を営んでいる人のこと
税金を申告する際、法人なら法人の事業所得で申告しますが個人事業主は個人の事業所得として申告するというその区分の一つなんですね。
フリーランス=企業や団体などと雇用関係がなく、独立して仕事を請け負う契約や働き方のこと
正社員は勤務先の企業と、派遣社員は、派遣会社と雇用契約を結び、派遣契約によって派遣先の企業で働いていますが、フリーランスは、単発の仕事ごとに契約を結ぶ形態となっています。
実際は長期間の契約を結び、その中で1件1件発注を受けていくケースが一般的だそうで、私もそんな感じです。簡単にまとめると
会社などに法人化してる
→法人
法人化しておらず自分のお店で商売してる
法人化しておらず、色んな会社と契約したり、色々な仕事をやっている
ほんとざっくりな分け方ですが、こんな感じでフリーランスのうち、法人を設立している人以外は基本的に個人事業主ということになります。
調べるにあたって参考にしたものはインターネットの情報と以下の書籍です。
「フリーターの法律相談室 本人・家族・雇用者のために」
最低限の労働の知識とフリーターの知っておくべきことが書かれています。
フリーランスとの比較ができるように読んでおきました。
「フリーランスで生きるということ」
フリーランスの入門書といった内容。会社で働くことと、自営業やフリーランスとの違いなど、基本から丁寧に分かりやすく教えてくれてます。
「フリーランスがずっと安定して稼ぎ続ける47の方法」
基本や考え方、多少実践的な内容も書かれており、全体的に参考になる本だった。
個人的におすすめの本。
「誰も教えてくれないお金の話」
大学生の頃に買ったのですが、フリーランスのイラストレーターの方が書かれたコミックで、実践的なお金についての知識が得られます。
漫画なのでわかりやすく、保険や基本的なお金の使い方の実践術も得られるのでとてもおすすめ。
この辺りの本がわかりやすく、頭に入りやすい本でした。フリーランスは常に勉強しないと仕事を失っていく危険があるので知識は最低限つけつつ今後は経験とともにどんどん増やしていきたいと思います。
■何を軸にするか決める
フリーランスでやっていくからには自分の行っていく仕事が必要です。
そのため、何を自分の武器にするためまず考えたのが自分の
・やりたいこと
・やれること
この二つです。個人事業主はほとんどの人がこのどちらか、もしくは二つを持っています。逆に言えばこのどちらもなければ多分何もできないので、どちらかを持ってから自営業になったほうがいいと思います。
起業届提出の際、職業を詳しく書く欄もありますし、何をやっているかわからないと経費等も何が認められるかなどあやふやになってしまうので、デザインもやりたい、ライターもやりたいなど色々あってもまずは「何をメインに仕事をするか」の軸は決めておいたほうが無難です。
私の場合は「やれること」として前職でのスキルがあり、仕事も前述したように貰えている状況だったのでこちらをメインにしましたが、やりたいこととしてデザイン業や絵に繋がること、ライター業などもあるのでもしチャンスがあれば挑戦してみたいなあと考えています。
「やりたいこと」と「やれること」、この二つが合致していてそれで食べていけるのが多分フリーランスの一番理想で成功している形なんじゃないかなあと思います。
■機材、必要なソフトの導入
自分は自宅が仕事場になるので必要ありませんが、必要な人は作業場の確保もやらなければなりません。
あと今回客先から指定されたソフトでの仕事を依頼されているのでそれらの環境構築、実践に持ち込めるまでの練習や事務用品なども揃えました。
仕事用のパソコンは幸い四国一周で毎日漫画を書いてブログ更新するために買ったはいいけど、あまりに重くてIpadと交換して以来使ってなかったノートPCがあったのでそれとサブでデスクトップPCを利用しています。
新しいソフトの導入は大変ですが、スキルの向上と考えれば悪いことばかりではないですし、むしろやれることの幅を増やせるのは良いことです。がんばらねば。
ここまでが同人誌作りつつ、11月辺りに行ったことで、いよいよ12月に入ります。
さて、次は開業届提出ということでいよいよフリーランスになるために役所や税務署に書類を提出します。
ですがここまででもだいぶ長くなってしまったので、次の内容は次の記事に続きます。
それでは。明日もなんか、頑張れそうだ。
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